大師ヶ岳Daishigatake

大師ヶ岳の標高は253.6mで二上丘陵の山々の中では三番目に高い山で、太田を流れる河川は、ほとんどこの山を源とし、太田の堤、与茂九郎池も大師ヶ岳からの流れをせきとめてつくられています。
山あいから、ウグイスやカッコウなど山鳥の鳴き声も聞こえてきます。朝方は頂上のあたりが朝もやに包まれ幻想とした光景が見られます。 大師ヶ岳の語源は、ダシの山(船出しの風が吹く)の説と、大師(弘法大師や 達磨大師をさす)からちなんでつけた説の二通りがあります。いずれにせよ、大師ヶ岳のふもとには国泰寺があり、二上山一体が神の山としてあがめられた時代もあったことから考えて、昔から、大師には縁の深い土地であったと考えられます。
大師ヶ岳へ登り口は、国泰寺側、与茂九郎池側、二上側の三通りあり、国泰寺から登ると往復80分程度で登れ、道は良く、風情のある竹林道もあり、休憩所も備えてあり、頂上付近は眺望も大変良好です。最近は、地元はもちろん他の方面からも多くの人が山登りを楽しんでいます。
大師ヶ岳の散策

雨晴駅からの周遊コース(徒歩約2時間)
雨晴駅 ⇒(1.2㎞)松太枝浜 ⇒(2.8㎞)与茂九郎池⇒(1.9㎞)大師ヶ岳頂上 ⇒(2.5㎞)国泰寺
来た道を戻るもいいですし、大師ヶ岳頂上から万葉ライン経由約6㎞で伏木駅です。そこからJR氷見線にて雨晴駅まで戻ってくるコースもお勧めです。JR氷見線は、越中国分駅を過ぎると雨晴駅まで、海岸線を走ります。運がよければ、車窓から富山湾越しに立山連峰が眺望できます。 ただし、運行本数が少ないためJR氷見線列車時刻表に注意してください。
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