太田の概要
太田の特性
- 位置
- 太田は、高岡市の象徴である二上山の北にそびえる大師ケ岳から派生する台地と二上山から北にのびて富山湾に落ちこむ渋渓から北西に広がる海岸平野を主舞台とする東西4.1km、南北3.47km、面積7.57kuの地域である。
- 特性
- 太田は高岡市の最北端に位置し、南東部には、全域の2/3を占める山地がひろがり、伏木や高岡市の中心部からへだてられている。北西部は開いて氷見平野に接し、残る一面の北は海に臨む。そうした関係で、行政的にも生活的にも、太田は長い間、氷見地方の中に含まれていた。
昭和28年、氷見郡から高岡市に編入されました。
- 交通
- 太田の交通事情は、わりあい恵まれている。JR氷見線の雨晴駅と島尾駅が、太田小学校の東西それぞれ1.5kmの地点にあり、また、国道415号が太田を東西に貫き、バスが走っている。平成14年6月29日、新雨晴トンネルが完成し大型バスも楽に通れるようになり、また歩道も完備されたことから伏木方面から太田・雨晴そして氷見へのアクセスが非常に便利となった。
- 部落構成
- 太田は、西田・谷内・山岸・旦保の山縁集落と、伊勢領・中村・辰ノロ・雨晴の砂丘集落とからなっている。全世帯数では、砂丘の4集落が全体の3/4以上を占めている。
- 世帯・人口
- 明治以降、順調に世帯数・人口ともに増加してきたが、戦後のベビーブームをピークに人口が停滞してきている。最近は、少子化・核家族が進行し世帯数だけは増加し、一世帯あたり人口は3.7人と4人を割っている。(平成14年現在)
太田の世帯数・人口の推移 |
年 |
明22年 |
明40年 |
大14年 |
昭5年 |
昭30年 |
昭45年 |
平14年 |
平30年 |
世帯数 |
151 |
244 |
407 |
437 |
619 |
723 |
849 |
861 |
人口 |
1,682 |
1,875 |
2,111 |
2,272 |
3,301 |
3,197 |
3,142 |
2,445 |
集落別世帯数の推移 |
|
西田 |
谷内 |
山岸 |
旦保 |
伊勢領 |
中村 |
辰ノ口 |
雨晴 |
昭6年 |
38 |
25 |
27 |
26 |
42 |
88 |
142 |
26 |
昭45年 |
47 |
38 |
37 |
35 |
111 |
107 |
267 |
81 |
平14年 |
56 |
48 |
53 |
36 |
134 |
134 |
265 |
85 |
平30年 |
63 |
52 |
56 |
36 |
181 |
145 |
255 |
73 |
集落別人口(平成30年度) |
|
西田 |
谷内 |
山岸 |
旦保 |
伊勢領 |
中村 |
辰ノ口 |
雨晴 |
男 |
87 |
60 |
77 |
46 |
260 |
197 |
349 |
79 |
女 |
98 |
73 |
89 |
61 |
252 |
213 |
415 |
89 |
男女計 |
185 |
133 |
166 |
107 |
512 |
410 |
764 |
168 |
世帯人口 |
2.9 |
2.6 |
3.0 |
3.0 |
2.8 |
2.8 |
3.0 |
2.3 |
太田地区の世帯数・人口(平成23年度) |
|
世帯数 |
男 |
女 |
男女計 |
世帯人口 |
平成30年度 |
861 |
1,155(47%) |
1,290(53%) |
2,445 |
2.8 |
世帯・人口について
一世帯当たり人口が平成14年の3.7人からさらに減少し、太田全体では2.8人に、特に雨晴においては2.3人をとなっている。また、65歳以上人口が40%と高齢化も急激に進んでいる。
≪参考資料等≫太田村の研究(昭和6年) 国勢調査(昭和45年)